1月1日の夕方5時ごろのことでした。

看板犬 たまご の散歩中、腰の曲がったおばあさんに声をかけられました。

「今何時ですか?」と。

既にあたりは真っ暗でした。

「ちょうど5時ですよ。」と答えて少しお話をした。

たまごを見て「小さいのに、走るの早くてえらいね!」と言ってくれました。

ご挨拶をして分かれ、15分ほどして散歩も折り返し。
同じ道を歩いていると、ちょうどバス停の近くにある低めのブロック塀にさきほどのおばあさんが腰掛けていました。
以前から、この場所にはバス待ちのお年寄りが腰掛けているのを、散歩中に見かけていましたので、きっとバスを待っているに違いないと考えました。

しかし
どの地域でも同様かと思いますが、毎日のように防災無線で行方不明者(とくにお年寄りとこども)の情報が流れています。
元旦からこんな暗い時間に1人で……
と不安になり、今度はこちらから声をかけました。

「バスを待っているのですか?寒いのに大変ですね!」
心配している、というより先ほど声を掛け合った仲だから、という程度の気楽な雰囲気にしてみました。

「さっきはありがとう!バスが遅れているみたいでね」

元旦なため、休日ダイヤです。私も時刻表を確認てみたところ、確かに遅れている様子。

バスの遅れについてお話をしながら、バスを待つことにしました。
数分後、やっと駅に向かうバスがやってきました。

おばあさんがバスに乗り込むのを、たまごと見守ってから帰路につきました。たまごも、知らないおばあさんとのお話に緊張したようでしたが、おとなしく付き添うことができました。
犬の散歩をしていると、時間や道を聞かれることがよくあります。
1人でいるときよりも、はるかに多く聞かれるものです。
やはり「近所の人」「動物好きの人」というイメージから、声をかけやすいのですね。

各地で、「わんわんパトロール」などの名前で、散歩中の地域防犯に尽力しているグループがたくさんあります。
きちんとグループを作って活動できれば、心強いことは間違いありません。
この地域でもそんな活動を進めていければうれしいのですが、一人ひとりが普段の生活のなかでできる些細なこともたくさんあるのだな、と実感しました。

お散歩中、地域の人と挨拶をしてみませんか?
1人でいるお年寄りやお子さんをそっと見守ってみませんか?

お散歩しながらできるボランティア、色々探してみましょう!

20160103