シェイクアウト訓練とは、決められた時間に、その場で一斉に身を守る行動を取る、日頃の防災対策を確認する訓練です。
指定の避難所に避難するタイプの訓練ではなく、その時その場で自分自身が行うのです。
今日、全国瞬時警報システム(Jアラート)を利用した緊急地震速報の訓練が行われ、久喜市ではこの警報に合わせて「シェイクアウト訓練」が実施されました。
午前10時頃に防災行政無線から緊急地震速報のチャイム音と、アナウンスがが放送されました。この放送がシェイクアウト訓練の合図です。
さあ、しっぽのかぞくで実施するシェイクアウト訓練も4回目です。
毎回やるたびに違う発見があります。
★1回目のシェイクアウト訓練の様子や「シェイクアウト訓練ってなんぞや?」ということはこちらのページをご覧ください。
今回のポイントは「一緒にテーブルの下に入る」です。
みなさんは、各地にある防災体験スポットに行ったことはありますか?
行ったことがない方、是非行ってみて体験してみると良いと思います。大きな揺れを体験してわかることの一つが
「犬を抱いて、この揺れの中机の下に逃げ込むって難しい!」
ということです。
この体験があったから、今までのシェイクアウト訓練では、看板犬たまごを「ハウス」させることに重点を置いていました。
しかし、地震のときに自宅にいるとはかぎりません。
一緒に仕事にでかけることもあります。
そこで、今回はテーブルの下に一緒に逃げ込むことを目標としてみました。
「おいで」で来ない!
さあ、時間になり防災無線で警報が鳴らされました。
私は先にテーブルの下に入り、ソファで寝ているたまごを呼んでみます。
ところが、たまごはやってきません。
「なんで、そんなところにいるの!?どうしたの!?」
と大混乱。
そりゃそうです。テーブルの下にうずくまる飼い主なんて怪しいですよね。
急いでソファに迎えにいき、一緒にテーブルに入ることにしました。
必要なトレーニング
トレーニングというより「慣れ」が必要です。
テーブルの下に入る経験が必要です。
さらに、普段とは違う環境での、呼び戻しの練習が必要です。
どんなシチュエーションでも「おいで」が確実にできると、こんなとき安心ですね。
これからも、できるかぎりいろいろなパターンでのシェイクアウト訓練を行い、必要なトレーニングはどんなことか、考えていきたいと思っています。
◆参考リンク
※今日の訓練についての告知ページはこちらです。【久喜市ウェブサイト内】