シェイクアウト訓練とは、決められた時間に、その場で一斉に身を守る行動を取る、日頃の防災対策を確認する訓練です。
指定の避難所に避難するタイプの訓練ではなく、その時その場で自分自身が行うのです。
今日、全国瞬時警報システム(Jアラート)を利用した緊急地震速報の訓練が行われ、久喜市ではこの警報に合わせて「シェイクアウト訓練」が実施されました。
午前10時頃に防災行政無線から緊急地震速報のチャイム音と、アナウンスがが放送されました。この放送がシェイクアウト訓練の合図です。
さあ、しっぽのかぞくで実施するシェイクアウト訓練も3回目です。
今回はどんな様子だったのでしょうか?
★1回目のシェイクアウト訓練の様子や「シェイクアウト訓練ってなんぞや?」ということはこちらのページをご覧ください。
今回のポイントは
「サークルのドアを閉めるゆとりがない」
です。
全国瞬時警報システム(Jアラート)による警報がなったとき、たまごはベッドで寝ていました。
(実際の地震がある場合は、私よりも先に気づいて飛び起きますので、今回はあくまでも訓練だなあと実感。)
そんな寝ぼけたまごに声をかけ、安全が確保されるまでハウスの指示を出します。
ここでなぜ、ハウスなのでしょうか。
大きな地震がきたとき、小脇に犬をかかえたまま身の安全を確保するのは大変困難です。
たまごが逃げ出さない場所に自ら待機していてくれれば、落ち着くまでの数秒間耐えることができます。
そのため、警報→ハウスの流れを確保したいと思っています。
さて、今回のポイントをおさえるためにサークルは開けっ放しです。
上記リンクの「前回の様子」を見ていただけるとわかるとおり、前回はしっかりサークルのドアを閉めています。
私はデスクの下から
「たまちゃん!そのままハウス!まて!」
の指示。
遠隔での指示にあまり慣れていないたまごです。
すこしオロオロしながら、ハウスから出ようとしました。
そこでもう一度
「ハウス!まってて!」
の掛け声で戻ってくれました。
このとき、掛け声とあわせて目に見える合図として手のひらを見せる行動をしました。
(普段から「まて」のときに使っている合図です。)
緊急時の「まて」の精度としては低かったと思います。
しかも訓練の記録ということもあり、写真をとりながらの作業だったのでよけいに近寄ってきたくなったのでしょうね。
でも、これだけがんばれるなら、落ち着いて抱きかかえるまでの数秒間、ハウスで耐えることができそうです。このあとすぐに思いっきり抱っこしてあげました。
動物たちと一緒に行うシェイクアウト訓練は、自分の身を守るだけでなく家族である動物たちの安全も考えながら訓練しなくてはいけません。
これからもたまごと自分の安全のため、工夫と訓練を続けていきたいと思っています。
◆参考リンク
※今日の訓練についての告知ページはこちらです。【久喜市ウェブサイト内】