5月16日午後9時23分、茨城県南部を震源とする地震が発生しました。
埼玉県久喜市は震度4の表示がでました。
久喜市は、埼玉県とはいえ多少震源に近かったのでしょう。やや強い揺れでした。
大きく「ドンッ」と、瞬間的に揺れ、看板犬たまごを抱えて部屋を出たところ、緊急地震速報がなりました。
地震の方が早かったのです。
さて、そのときたまごはとても興奮状態になりました。
大きな声で鳴き、ふるえていました。
落ち着くまでに1時間ほどかかりましたが、静かにベッドで寝始めたので安心して部屋を出たところ・・・
なんと、ベッドの上でおしっこしてしまいました!
実は地震のあと、不安や興奮でいつもと違う行動をしてしまうことはよくあることです。
先日、熊本地震において現地で活動している動物看護師のお手伝いのために現地に赴いた際にも、避難所の飼い主さんから同様のお話を伺っていました。
「いつもと違うところでトイレをした」
「興奮しやすくなり、他の犬とケンカをしてしまった」
などなど・・・。
こんな行動があったとき、無闇に怒ってはいけません。
飼い主さん同様、動物たちも恐怖や緊張をおぼえているのです。
飼い主さん自身の安全が確保されたら、
ゆっくりやさしく、「いつもどおり」を装って話しかける時間も作ってみましょう。
いつもの「大好きな言葉」を作っておくとより効果的です。
食べるの大好きな子には「おやつ食べる?」など楽しい記憶と連動している言葉を声がけしてみると良いです!
褒めるときの合言葉(いい子だね、上手!など)があればそれを。
飼い主さんが落ち着くことで、彼らにもその気持が伝わっていきます。
まずは身の安全を!
安全が確保されてから、楽しい記憶の合言葉、試してくださいね。