狂犬病予防注射の季節がやってきました。
わんちゃんの飼い主さん、市役所からハガキは届いていますか?
このハガキ、宛名面には
犬の名前
生年月日
性別
種類
毛色
鑑札年度‐番号
が、記入されています。
中には、集合注射の日程表が書かれており、動物病院以外でも接種することができるようになっています。
少しでも体調に不安がある場合や、他のわんちゃんがたくさんいることで興奮してしまう場合などは、かかりつけの動物病院で接種してもらうとよいでしょう!
その場合、このハガキを忘れずにお持ち下さい。
ハガキがない場合
「うちの子のハガキは届いていないなあ」
という方いませんか?
もしかしたら、登録を忘れてはいませんか?
また、住所変更等の届け出を忘れてはいませんか?
狂犬病予防注射と役所への登録は「狂犬病予防法」という法律に基づいた飼い主の義務です。
ハガキがない方は、すぐに市役所に連絡しましょう。(久喜市の場合は、環境課 環境衛生係です)
法律を守ることは、動物たちと飼い主さんを守ることにつながります!
と、いうのも
狂犬病という病気は、犬だけの病気ではないからです。
全て哺乳類が感染する病気なのです。
もちろん人も!!!
「日本ではもう、なくなった病気でしょう?」
と言う方もおおいのですが、実際には世界中で多くの 人 が亡くなっている、現役の恐ろしい病気なんです。
厚生労働省のウェブサイトを見てみましょう。
発生状況
日本、英国、スカンジナビア半島の国々など一部の地域を除いて、全世界に分布しています。
世界の発生状況(WHO、2004年)
●年間の死亡者数推計 55,000人(うち、アジア地域31,000人、アフリカ地域24,000人)
●年間の暴露後ワクチン接種者数推計 1千万人
多くの人が感染していることがわかります。
もし、この病気が日本に入ってきたらどうなるでしょうか?
狂犬病のワクチンを接種していることが、動物たちも飼い主さんも守ることになる、という意味がよくわかると思います。
フィラリアの予防のための検査などにもちょうどよいこの季節、併せて狂犬病予防注射も忘れずに動物病院へ行きましょう!